うつ病でみられるさまざまな症状についての情報

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食事でうつ病を改善

医者

うつ病になった際、病院では抗うつ剤を飲んで十分な休養をとるようにしましょうといわれることが多いでしょう。重い症状の場合はできるだけ何もせずに休む事が大切です。しかし、少しでも自分で動く力があるなら、何もせず休むのではなく、他にもできることがあります。まず、うつ病になった際は生活習慣を改善することが大切です。その中で注目したいのが食事です。食事は、脳の機能や精神と強い関係があります。どの食材をどうやって食べるかでうつ病になりやすくなってしまったり、またはうつ病の症状を改善できたりする可能性が高くなるのです。うつ病の改善やうつ病を防ぐのに効果的な食事方法は、血糖値の上げ下げを激しくしないよう注意するというものです。食事をすると、血糖値が上がり、その後だんだんと血糖値は下がっていきます。この血糖値の上がり下がりが激しいと抑うつ状態を引き起こしやすく、うつ病の原因となってしまうといわれているのです。ですので、この血糖値の上がり下がりを穏やかにし、血糖値を安定させることで精神状態も安定させることができるのです。血糖値の上がりやすい食べ物を食べると、血糖値が急激に上がります。その後、体はインスリンという成分を出して急いで血糖値を下げようとし、それにより血糖値が急激に下がり低血糖の状態になってしまうのです。この低血糖状態になると脳の糖分が足りなくなってしまい、眠くなったり、憂鬱な気分になってしまったり、イライラや思考力が鈍るなどの抑うつ状態になってしまいます。血糖値を上げる成分は糖質です。この糖質が多く含まれる食材は急激に血糖値を上げてしまうので、避けるようにしましょう。糖質の多い食材といえば、白砂糖です。白砂糖が大量に使われた食べ物や甘いお菓子などはなるべく避けるようにしましょう。白米やパンなども糖質が高い食材といえます。もしご飯を食べる際は玄米や雑穀米を選び、パンならば胚芽パンやライ麦パンなどを選んで食べるようにすることをおすすめします。糖質の多い食材を食べる場合は、食物繊維が多く含まれた食材を先に食べるようにしましょう。食物繊維には糖の吸収を穏やかにしてくれる働きがあります。例えば、わかめやめかぶ、昆布などの海藻類があります。また、豆類やきのこ類、野菜などにも食物繊維が多く含まれています。チーズや牛乳などの乳製品、卵やお肉などのたんぱく質は糖質が体に取り入れられるスピードを遅くしてくれるので一緒に食べる事をおすすめします。どうしても甘いものを食べたい場合は、メープルシロップやオリゴ糖などの甘味料を選んで使うようにしましょう。白砂糖では、糖質の吸収がとても早く、血糖値が急激に上がってしまうからです。
うつ病や抑うつ状態の際に脳では足りなくなっている成分があります。それは、アミノ酸です。アミノ酸を体に取り入れることにより脳の神経伝達を行う物質が作られます。アミノ酸はタンパク質から作られるものなので、牛乳やチーズ、豆類、脂身の少ない鶏肉や魚類などを積極的に食べると良いでしょう。タンパク質は一度食べると体に蓄えらえるというものではないので、毎日の食事に取り入れるようにすることが大切です。
うつ病や抑うつの症状に効果のある食材や食事方法について紹介しましたが、やはりうつ病になってしまった場合は病院での治療が必要です。うつ病の診察を受けるには、精神科や心療内科に行って診察をしてもらいます。診察の流れは一般的な内科などと変わらないので安心してください。
まず受付でのやりとりですが、特別な作業は特に無く、内科や歯医者と同じです。次に診察前の予診です。病歴や今の症状、その症状はいつからなのか、思い当たる節はあるかなどを聞かれます。また、家庭の状況や仕事の話など、周りの人々との関わりなども聞かれたりします。
その後、健康診断のような一般的な検査をし、病気がないか、その病気からくる抑うつ症状ではないかなど、体の異常と抑うつ症状が関係していないか調べます。それから診察です。診察では、今気になっている症状や、最近生活環境などで変わったことはないかなどを話します。そして医師は患者の表情や話し方などからうつ病なのかの判断をします。それから、治療を行っていきます。医師に話を聞いてもらい、抑うつ剤などの薬を飲み、きちんと休養がとれるようにします。また、ストレスの少ない環境づくりを周りの方がサポートし、治療を行います。